コキアって素敵~♪

こんだ認定こども園

 7月、こんだ認定こども園開園と共に、赤ちゃんコキアを植えました。

 最初は、小さくあまり目に留まることはありませんでした。おひさまの光をいっぱい浴びて、芝生に負けじと力強く緑の葉っぱを伸ばしていきました。日に日にま~るくフワフワした形になってくるコキアを見て、「あれ?大きくなってる!?」「まん丸でかわいいね❤」と言いながら赤ちゃんコキアが生長していく様子を楽しんでいました。

 秋になると、緑のまん丸コキアが赤紫に変わっていきました。「あれ?今度は色が変身した!」「めっちゃきれ~い!」と季節ごとに変化するコキアに興味津々の子ども達。通りすがりに、微笑みながらやさしくそっと触っている園児は、まるで会話をしているようでした。

 そして、赤紫のフワフワコキアが枯れてくると、小さな小さな種をた~くさん落とすようになりました。コキアの次世代につなげようとする自然界の力強いライフサイクルを身近に感じることができました。

 種取りが終わると、❝ほうき❞に早変わり!園庭の落ち葉を❝ほうき❞で集めてくれ、❝ほうき❞にまたがり、園庭を散歩する姿は、、まるで❝魔女の宅急便❞?のように、ちゃんと浮いて飛んでいるように見えました♪

 冬、赤と黄緑色の色画用紙と、赤や緑の絵の具を用意しておくと、コキアはまたまた❝筆❞に大変身!画伯顔負けの腕前で、何やら絵を描いていきました。

 その絵は、クリスマスツリーになり、園を煌びやかに飾ってくれました★

自然の変化を身近で感じることができ、遊びの教材として使えるものを植えるといいですね。

コキアの種は、大変小さく大量の種を落とします。落ちたままにしておくと春になればあちらこちらから芽を出して大変なことになってしまいます。枯れ始めたら茎ごと切って逆さに吊るし、時々大きめのビニール袋に入れて激しく揺すると袋の中で種を落とすことができます。