色水遊び~クチナシ~

味間認定こども園

 梔子(クチナシ)を使って遊びました。
 折りたたんだ和紙にクチナシの実を挟んで、“すりこぎ”でトントンと叩き染めをしています。
 「どんな風になったかな?」と和紙を開く瞬間にワクワクしていました。

 “すり鉢”に水と実を入れ、“すりこぎ”で潰していくと、すぐにオレンジ色になりました。水の量によって色の濃さが変わるので、「僕はこんな色になったで」と見せ合いっこしながら遊んでいました。
 「なんか赤いのんが出てきた!」と種を発見!

 左の写真は、紙の下の方を色水に浸けていると吸水して色づいてきた和紙です。「わぁ、上がってきた!」と“毛細管現象”の不思議さを楽しんでいました。
 右は、折り畳んだ和紙で染め紙をしています。素敵な模様を作ろうと、紙の畳み方や色水の染み込ませ具合をいろいろ試していました。

 遊んだ後は、片付けも自分たちでしっかりと!
 クチナシの色は濃いので、洗っても洗っても、色が出てきます。だんだん、薄い黄色になってきて、「こんなキレイな色になった」と喜んでいました。

 クチナシは、昔から衣類の染料や食品の着色料に使われており、幼児が遊ぶのにも安全です。
 この遊びをしたのは2月で、実は少し枯れ始めていましたが色は十分濃く出ました。11月末頃から長く楽しめますよ。