タチアオイのお人形さん

味間こども園

 梅雨の時期に咲く“タチアオイ”です。

 畑で育てていらっしゃったり、道端に生えていたりしますね。

 切ってしまうと水に浸けていても、すぐにしおれてしまいます。

 茎の切り口から粘液が出るため水の吸い上げを妨げるようです。

 ライターで切り口を焦げるまで焼くと水揚げが良くなります。

  以下のものを切っていきます

 ・花(胴体とドレス)

 ・蕾(顔)

 ・咲き終わりのしおれた花(髪)

 ・茎2本(手)

 蕾は大きい方が顔を描きやすいです。

 蕾には、マジックで顔を描きます。いろんな表情にすると楽しいです。

  顔になった蕾にボンドを付け、逆さに置いた花にくっ付けます。


  顔に髪の毛を乗せたり、手を差し込んだりして全てのパーツを付けていきます。

 完成、とってもおしゃれなドレスを着たタチアオイ人形ができました。


 お人形さんを動かしながら、友達とダンスパーティをしたり、遊んだりして物語ができていきました。


 タチアオイには、紅、桃、白、黄などの色があり、様々な色のお人形さんを並べて飾っても綺麗ですね。

まめりん
まめりん

タチアオイは背の高い花ですが、下の蕾から咲いていき、てっぺんの蕾が花開く頃に梅雨が終わると言われています。毎年気候は様々ですが、本当にその通りに梅雨が明けます。自然の力はすごいですね。